【CCCアートラボ】4月27日(木)より横浜マリンタワーにてDEADKEBABの個展『Flotsam』を開催
横浜マリンタワー
横浜マリンタワー2階のアートスペースでは、毒気を含んだ世界をユーモラスに描くDEADKEBABの個展『Flotsam』を、4月27日(木)から5月30日(火)の期間に開催いたします。(企画協力|CCCアートラボ)
概要
自身の個展やペインターLyとの共同プロジェクト『Shit ltd.』において、ユーモラスで毒気のある世界を一貫して表現してきたアーティストDEADKEBABが、横浜では初となる個展を開催します。本展では「海辺の漂流物(flotsam)」をテーマに、犬用の玩具や海綿など、作家が実際に浜辺で拾い上げたものから、ミロのヴィーナスの片手、瓶に入った機密文書、イカダに乗った放浪犬、ギャングの屋敷の調度品など、明らかにフィクションのものをモチーフとしてミックス。コミック的なスタイルとアートスクール的な半写実の技法を混在させて展開することで、絵画において現実と空想の世界を地続きにしようと試みています。
▲≪Duck≫ 200×200, acrylic on canvas、≪Confidential(機密文書)≫ 300×300, acrylic on canvas
アーティストステートメント
海岸沿いを歩いているとさまざまなものが落ちていることに気づく。
海のむこうから流れ着いたもの。
ビーチから風で飛ばされたもの。
海底から浮上したもの。
荒波に揉まれて形を変え、漂着したもの。
波にさらわれ、再び沖へと旅するもの。
なんでこんなもの拾ってきたんだっけ、と家に帰って分からなくなることもある。
その物体がどんな経験をしてきたかは、私には知り得ない。
パサパサに軽く乾き、砂と一体化しつつある無機物を撫で、プカプカと彷徨ったであろう旅路に思いを馳せる。
▲≪Sand Castle(砂の城)≫200×400, acrylic on canvas
アーティストプロフィール
DEADKEBAB(デッドケバブ)
東京をベースに活動するアーティストであり、ラッパー。DEVOや!!!とも競演し2010年代に世界的に活躍したエレクトロポップバンドTrippple Nippplesのボーカリストを経て、現在はDEADKEBAB & PSYCHIC$のMCとして音楽活動を続ける傍ら、美術大学時代から立体作品やペインティングなどのヴィジュアルワークも手掛ける。Loose Joints、Hombre Nino、Sister、BEAMS Tなどのアパレルブランドへのグラフィック提供も多数。
美術家としては、ポンピドゥーセンターのサポートによるHORS PISTES TOKYO での展示(2016年)、Pinea de Costa (スペイン)での滞在制作プロジェクト(2015年)、ペインターLy と共同で架空の会社Shit ltd.名義での活動(2016年〜)、VIDEO FORMES(フランス)での映像インスタレーション(2016年)などの展示の他、『HELIUM 』(WISHLESS, 2018)、『NEW PEOPLE』(WISHLESS, 2019)、『Guidebook for Sleepwalkers 』(UNIQUE代官山, 2021)、『BUY or DIE』(Gallery & Cafe SOQSO, 2023)などの個展も精力的に行っている。
作品販売について
会場での作品販売はございません。展示作品の詳細についてはアートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術手帖」の下記URLをご参照ください。
https://oil.bijutsutecho.com/gallery/730
作品の販売については、以下のメールアドレスまでお問い合わせください。
ginza_event@ccc.co.jp
※会期中、展示スペース横のショップにて、DEADKEBABのオリジナルグッズを販売予定です。
▲DEADKEBAB & PSYCHIC$の両A⾯7インチシングル『Hustler / Pussy Cat』
展覧会情報
期間|2023年4月27日(木)~5月30日(火)
時間|10:00~22:00
会場|横浜マリンタワー2F アートギャラリー
入場|無料
企画協力|CCCアートラボ
【横浜マリンタワー施設概要】
所在地:神奈川県横浜市中区山下町14番地1
展望営業時間:デイチケット入場時間午前10時~午後6時(午後5時半最終入場)、ナイトチケット入場時間午後6時~午後10時(午後9時半最終入場)
WEBサイト:https://www.marinetower.yokohama/