【銀座 蔦屋書店】注目の若手作家・福原優太による新作個展「三度目の正直〜Last garden The Movie〜」を11⽉19⽇(土)より開催。
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・概要
福原優太は1997年東京都に生まれ、2020年に武蔵野美術大学造形学部油絵学科油絵専攻を卒業し、次世代を担う若手作家のための公募展、シェル美術賞2021グランプリを受賞した注目の作家です。
福原は、身近な風景や植物をモチーフに絵画制作を続けています。22年の4月に下北沢アーツで開催した自身初の個展「ガーデン」を皮切りに、8月にはマキイマサルファインアーツにて「もう一度ガーデン」を実施、そして今回は銀座 蔦屋書店にて「三度目の正直〜Last garden The Movie〜」を開催します。映画のような三部作として相応しくなるようにという作家の想いから“The Movie”と名付けられた展示となります。
本展は今年最後の展示で、過去2度にわたる個展を振り返りながら鑑賞者により深く作家性を感じてもらえるように、旧作・新作の油彩画、水彩、クレヨンによるドローイング等が並びます。
今後の活躍が期待される若手作家の渾身の作品をぜひご堪能ください。
特集ページ|https://store.tsite.jp/ginza/blog/art/30058-1539451109.html
・アーティストに寄せて
福原優太の描く絵のモチーフは人物・静物・風景などを幅広く含み、その種類も抽象画から具象画まで広範囲に及ぶ。福原は一人でいるとき、あるいは友人たちと過ごすありふれた日常生活のなかから作品の題材を発見し、それらを自らスマートフォンで撮影した画像を基にして、しかしそれらの画像を作家の感覚的フィルターを通して自由にアレンジしながら絵画を制作していく。福原は、自分の絵の鑑賞者と作者である自らの距離を縮め、彼自身がその絵を描いていたときにもっていた視点を追体験してもらいたいとつねに考えているという。それはすなわち、作品を通じて自分が普段の暮らしのなかで抱く、完全には言葉にならない感覚や認識を見知らぬ他者たちと共有するという非言語的コミュニケーションへの希求であり、福原にとって、絵画やドローイングはそのための有効な媒体となっている。とはいえ、福原はけっして鑑賞者に自らの絵の「正しい」見方を強制せず、あくまでそれぞれの感受性を通して自由に受けとってもらうことを望んでいる。文脈や前提知識を過度に要請し、「難解さ」だけを競い合うような現代アートの作品が増えているなか、こうした福原優太の絵画実践は際立った新鮮さをたたえている。
山本浩貴/美術評論家
・販売について
銀座 蔦屋書店 店頭・アートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術⼿帖」にて、11⽉19⽇(土)10時30分より販売します。
※作品はプレセールスの状況により展覧会会期開始前に販売が終了することがあります。
・プロフィール
福原優太
1997年東京都生まれ
東京を拠点に活動。
東京の自然や風景をモチーフに絵画を制作する。
私にとって重要なのは見える対象ではなく、対象を見る私。描く対象よりも大切なのは描き方、自身の認識のアウトプットにある。
【学歴】
2020 武蔵野美術大学 造形学部油絵学科油絵専攻卒業
【展示歴】
2015 グループ展「未熟-ここから始まる-」(634展示室)
2019 二人展「introduction」(S.Y.P Art Space)
2022 個展「ガーデン」(下北沢アーツ)
2022 グループ展「ART IS…」(WHAT CAFE)
2022 グループ展「ラブ&ピース展2022」(そごう広島店)
2022 個展「もう一度ガーデン」(マキイマサルファインアーツ)
【受賞歴】
2021 シェル美術賞2021 グランプリ
・展示詳細
福原優太 個展 三度目の正直〜Last garden The Movie〜
期間|2022年11⽉19⽇(土)〜12⽉9⽇(金)
会場|銀座 蔦屋書店 アートウォール
⼊場|無料
主催|銀座 蔦屋書店
お問い合わせ|03-3575-7755(営業時間内)/info.ginza@ccc.co.jp
特集ページ|https://store.tsite.jp/ginza/blog/art/30058-1539451109.html