【OIL by 美術手帖ギャラリー】動物をモチーフに陶彫、絵画、彫金作品を手掛けるアーティスト・長田沙央梨の個展「ひかりのこうずい かみさまのしっぽ」を7月15日(金)から開催。
運営店舗
OIL by 美術手帖ギャラリー(東京都 渋谷区 渋谷PARCO2階)では、7月15日(金)〜8月8日(月)にかけて、陶芸、彫金、油彩など、多岐にわたる表現手法により作品を手掛けるアーティスト長田沙央梨の個展を開催。アルゼンチン周辺に生息するビーバーや小動物たちをモチーフにした新作を発表します。7月16日(土)16時よりオンラインでも作品を販売します。
概要
このたびOIL by 美術手帖ギャラリーでは、長田沙央梨個展「ひかりのこうずい かみさまのしっぽ」を開催いたします。
長田沙央梨は1988年愛知県生まれ。現在は、陶芸の町とも言われる岐阜県多治見市を拠点に活動するアーティストです。長田は、幼い頃から好きだったという動物や植物など生き物をモチーフに、陶彫、油彩、彫金作品を発表してきました。10代の頃に専門学校で彫金によるアクセサリー制作を学んだ後、立体制作に興味を持ち美大の彫刻科へ進学。表現したい対象が広がるにつれ、油彩による平面作品も手掛けるようになります。これまでに愛知、大阪、東京など国内を中心に作品を発表し、長田の作品がまとう柔らかな色彩と優しい情景は多くのファンを魅了してきました。
長田の作品づくりは、動物の暮らしやその土地をリサーチすることから始まると言います。展覧会では展示空間がひとつの宇宙のように広がり、生き物たちが自由な姿でそこに存在しています。
OIL by 美術手帖ギャラリーでは初めての個展となる本展では、ビーバーの大型陶彫をメインに据えました。アルゼンチン周辺に生息する野生のビーバーに思いを馳せ、その周囲に暮らす鳥や小動物たちのストーリーを紡ぎ出します。
作品は、7月16日(土)16:00からオンラインでも販売。また、会場限定で長田の手掛けるアクセサリーも販売いたします。
アーティストステートメント
「みんながめいめい自分の神様がほんたうの神さまだといふだろう。けれどもお互いほかの神さまを信ずる人たちのしたことでも涙がこぼれるだろう。」(宮沢賢治/銀河鉄道の夜 より)
どうぶつたちの信じるかみさまは、たったひとりなんじゃないかと思うのです。
長田沙央梨
作品販売について
本展出品作品は、会場・アートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術⼿帖」にて販売します。
オンライン販売開始|7月16日(土)16:00〜
販売URL|https://oil.bijutsutecho.com/gallery/733
※オンライン公開は、会場販売開始後となるため、公開時点で売り切れの場合がございます。予めご了承ください。
プロフィール
長田 沙央梨/Saori Nagata
美術家。1988年愛知県生まれ。東京藝術大学大学院修了。現在、岐阜県多治見市にスタジオを持つ。動植物をモチーフに、陶による立体作品、油彩による平面作品、彫金によるアクセサリーなど、様々なアプローチにより作品を展開する。
近年の主な個展に2019年「そよぐかぜ まとうひかり」(gallery Valeur/愛知)、20年「かぜふけば うみひかる」(ondo STAY&EXHIBITION/東京)、21年「とりのうたごえ ゆれるこえだ」(阪神梅田本店阪神美術画廊/大阪)、22年「はるかとおくの ほしのたもと」(gallery Valeur/愛知)など。19年「ondo EXHIBITION AWARD_vol.2」準グランプリ受賞。22年、奈良美智に作品をコレクションされ、現在「N’s YARD」(栃木県)にて作品展示中。
展示詳細
長田沙央梨「ひかりのこうずい かみさまのしっぽ」
会場|OIL by 美術手帖ギャラリー
会期|2022年7月15日(金)〜8月8日(月) ※会期中無休
開場時間|11:00〜20:00
入場|無料
主催|OIL by 美術手帖
お問い合わせ| oil_gallery@ccc.co.jp
※OIL by 美術手帖の営業時間は館の営業時間に準じます。状況に応じて変更の可能性がございます。最新の情報は渋谷PARCO公式ウェブサイトをご確認ください。 https://shibuya.parco.jp/