【京都岡崎 蔦屋書店】巨匠の名画を独自の感性で表現する画家・飯田美穂の個展「±image∓(プラスマイナスイメージマイナスプラス)」を7月29日(金)より開催
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京都岡崎 蔦屋書店は、画家・飯田美穂の個展「±image∓」(プラスマイナスイメージマイナスプラス)を7月29日(金)から8月15日(月)の期間に開催。本展では、新作5点を含む近作群を発表いたします。西洋絵画の巨匠たちへのオマージュから生み出される作品の世界をお楽しみください。
概要
飯田美穂は2018年に京都造形芸術大学大学院油画コースを修了後、愛知県を拠点に関西での個展やグループ展に精力的に参加しており、近年ではアートフェアなどへの参加を通して、東京でも注目度を高めているアーティストです。
マネ、ゴヤ、ルノアールといった名画を引用し、独自の感性によってそのイメージを簡略化させる作風が特徴的です。飯田の作品の背景には、常に絵画の巨匠たちへの愛とリスペクトが存在しています。鑑賞者は飯田の作品と、かつて感じた名画の記憶とを重ね合わせることで、新たな視点を得られます。
「±image∓」と題された本展では、新作5点を含む近作群を発表いたします。個展のタイトルは「絵を描くという行為は、あるイメージが絵の具などの素材によって足し引きされる計算式のようなもの」ととらえてつけられたもの。絵画の巨匠たちへのオマージュから生み出される彼女の新鮮な作品の世界が、新しい絵画鑑賞の楽しみ方を教えてくれます。
特集ページ|https://manage.store.tsite.jp/kyoto-okazaki/event/art/27579-1048570703.html
アーティストステートメント
「ふるえる信号は絵の中にダイブする ー 2」
白い壁の空間ができるよと聞いて、光と影だなあと直感的につながって、最近手に入れたデジタルトイカメラを持ってそとに出た。帰ってきたときに、「ここってこんなにもグレーだったっけ」という印象を受けて、そのまま制作にうつりました。
ふと手元を見ると、使っていた筆に「Manet」と書かれていて、これはたしかパリで買った筆だった。だいすきなマネもこんな筆で描いていたのかなーとぼんやり考えながらキャンバスの前に座ると、スタジオの蒸し暑さと相まって風船みたいな心地。なかなかつかめないイメージとそれをつなぎ止める絵の具が舞台上に飛び火する。そういえば線香花火みたいなカンディンスキーの絵を見たのだった。それからゼロ地点に立ち戻してくれる絵も。驚きと発見のある作品がこんなにもたくさんで、画材屋さんに寄るのを忘れた。
お花屋さんの通りを通る。隣り合わせと向かいからフレッシュで瑞々しい空気。そんな鮮度をお届けできたら、とってもハッピー。
2022.06.30 飯田美穂
販売について
京都岡崎 蔦屋書店 店頭にて7月29日(金)10時より販売を開始いたします。
また、アートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術⼿帖」でも同期間に販売いたします。
https://oil.bijutsutecho.com/gallery/1022
※作品はプレセールスの状況により、会期開始前に販売終了することがあります。
アーティストプロフィール
【略歴】
2018年 愛知県にて制作活動
2018年 京都造形芸術大学大学院 芸術専攻芸術研究科 ペインティング領域油画コース 修了
2016年 名古屋芸術大学 美術学部 美術学科 洋画2コース 卒業
2014年 イギリス・ブライトン大学 B.A. ペインティングコース 派遣交換留学
2012年 名古屋芸術大学 美術学部 美術学科 洋画コース 入学
【個展】
2022年 目の絵 2022|menuet 2022(New Pure +, Chika No Akichi/大阪)
2022年 目の絵|menuet, on your screen(長亭GALLERY/東京)
2021年 1QQ1/本をよむ絵、しるしを所有するもの(銀座蔦屋書店 ART WALL Gallery/東京)
2020年 □(1×1/2×2), they-1(FINCH ARTS/京都)
展示詳細
飯田美穂 個展「±image∓」
期間|2022年07月29日(金)~8月15日(月)
会場|GALLERY EN ウォール
主催|京都岡崎 蔦屋書店
お問い合わせ|075-754-0008(営業時間内)
※フェア終了日は変更になる場合があります。
特集ページ|https://manage.store.tsite.jp/kyoto-okazaki/event/art/27579-1048570703.html