【京都岡崎 蔦屋書店】注目の若手作家、髙戸蒼月花(たかどつきか)による個展「照らして歩いて確かめる」を5月20日(金)より開催。
運営店舗
・概要
髙戸蒼月花は1997年に大阪に生まれ、2022年に京都芸術大学の修士課程を修了しました。
2022年3月に開催された「ARTISTS’ FAIR KYOTO 2022」にも出展するなど、京都を中心に精力的に活動しており、これからが期待される作家です。
幼少期より絵を描き続けている髙戸の作品は、“目にしたもの、出来事が果たして本当に存在するのか?”それを確かめるように油彩で描くことで、物語を再構築しているように見えます。
「照らして歩いて確かめる」と題された本展では、実際に目にした光景をもとに、絵の中で再構築しながら確かめていくようにゆっくり描いた油彩作品を発表します。
本に囲まれた京都岡崎 蔦屋書店の空間で、彼女の作品群から感じられる物語を是非お楽しみ下さい。
特集ページ|https://store.tsite.jp/kyoto-okazaki/event/magazine/26623-1000290514.html
・アーティストステートメント
小学生の休み時間、自由帳に空想の家を描いて過ごした。玄関から風呂場、家具やはしご。地上の家や蟻の巣のような地下の家も描いていた。その画面の上で架空のものに生活をさせていた。
今の私が絵を描いているのはそれらの延長で、目の前の画面と過去に制作した画面を行き来しながら、絵の続きを描いて自身を模索していく。
~今回の個展にむけて~
私はよく、コンセプト文の中に逃避という言葉をあてはめていました。
あまりそれが作品に相応しくないと思いつつ、しかし他の言葉が上手く見つからないまま、大学を卒業して前よりもスローに絵を描いて考えています。
そんな中でこの度の展覧会ですが、4年前に書いたステートメントに、私は、ランプに灯した光の向こうが絵だと記述しました。今も大事に頭の隅に置きながら制作しているのですが、ゆっくりと描くようになり、本当にこれで良いのか疑う。やっぱり違うと気付く。ダブルチェックな作業が前よりも慎重に出来ている気がします。やるべき事と現状がうまく噛み合っている気がしたので、4年前に出てきたステートメントの言葉を借りて、展覧会のタイトルにしました。どうぞ宜しくお願い致します。
・販売について
京都岡崎 蔦屋書店 店頭にて5月20日(金)より販売を開始いたします。
また、オンラインアストア(OIL by 美術⼿帖)でも作品の一部を同期間に販売いたします。
https://oil.bijutsutecho.com/gallery/1022
※作品はプレセールスの状況により会期開始前に販売が終了することがあります。
・プロフィール
髙戸蒼月花(たかどつきか)
[略歴]
1997年大阪府生まれ
2022年京都芸術大学 芸術学部芸術研究科芸術専攻修士課程修了
主なグループ展
2021年「ripple」gallery yolcha、「SPURT 展」Galerie・Aube
2022年「ARTISTS’ FAIR KYOTO 2022」京都文化博物館別館、「bandwagon effect」Blend Studio、「DRIVE UP!」WHAT CAFÉ
主な個展
2022年「絵の中で集まる」京都芸術大学修了制作展
・「アートウォール京都」とは
本企画は、大きな変化が起きている現代において「京都」を中心として活動しているこれから注目すべきクリエイターの「今」表現される作品を通じて京都のアートシーンの現在地を探ります。
書店と融合した開放的な空間に表れるクリエイターの作品。
そこから生まれる感情。想像を膨らませることの出来るひと時をお届けするシリーズです。
・展示詳細
アートウォール京都 2022.05 -髙戸蒼月花-「照らして歩いて確かめる」
期間|2022年05月20日(金)~6月5日(日)
会場|京都岡崎 蔦屋書店 ギャラリースペース
主催|京都岡崎 蔦屋書店
お問い合わせ|075-754-0008(営業時間内)
特集ページ|https://store.tsite.jp/kyoto-okazaki/event/magazine/26623-1000290514.html
※フェア終了日は変更になる場合があります。