【京都岡崎 蔦屋書店】注目の若手作家・山田康平の京都初となる個展「線の入り方」を1月8日(土)より開催。京都岡崎エリアにオープンしたMtK Contemporary Artと共同開催。
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京都岡崎 蔦屋書店(京都市左京区ロームシアター京都 パークプラザ1階)は京都芸術大学に在籍し、アーティスト活動を行う山田康平の京都での初個展を2022年1月8日(土)から1月30日(日)の期間に開催いたします。
・概要
京都を中心に今注目すべきクリエイターを紹介するシリーズ「アートウォール京都」。2022年1月8日(土)からは山田康平を紹介し、個展「線の入り方」を開催します。
山田康平は、2021年10月に銀座 蔦屋書店にて開催した新進気鋭の若手芸術家を紹介する企画展「RISING STARS展」でも作品発表を行った注目の若手アーティストです。
山田は1997年に大阪で生まれ、現在、京都芸術⼤学修⼠課程芸術研究科芸術専攻に在籍しています。
「刷毛でグラデーションを作る」「刷毛で重ね合わせて面を作る」「線で輪郭を作る」という3つのパターンを組み合わせて作品を制作しています。言葉では表せないような「見えない力」、またそのようなものを、作品にさらに取り組むことを目指しています。
京都で初の個展となる本展では、新作を展示致します。
そして本展は同じ京都岡崎エリアに2021年3月にオープンしたコマーシャルギャラリーMtK Contemporary Artとの共同開催となります。2つの会場を巡ることで山田康平の世界を存分に楽しめる展示内容となっています。
特集ページ|https://store.tsite.jp/kyoto-okazaki/event/art/24101-1929121225.html
・アーティストステートメント
私は絵を描く時に、オイルを画⾯にたっぷりと垂らしてから筆を動かし始める。
そうすることで、画⾯の中ではノイズを保ちながら、絵の具が滲み、垂れ、混ざることで様々
な記憶、記号が湧き上がってくる。
四⾓い画⾯の中で絵にするために、形になるものとならないものの⾏き来を画⾯の中で⾏っている
絵の中で黒い線を引きながら空間を裂いたり、繋げたりしている。
~今回の個展に際して~
最初、黒い線は「木の枝」のイメージだったのだが、ある時「木の枝」だと考えていたものが「線」になる瞬間があった。その後「線」を使って画面の中で構成する意識の方が強くなったが、「線」とその周りの空間がどう作用していくか今回の個展では考察している。
⼭⽥康平
・販売について
京都岡崎 蔦屋書店 店頭にて1月8日(土)より販売いたします。
※オンラインでの販売は未定となります。
※作品はプレセールスの状況により会期開始前に販売が終了することがあります
・アーティストプロフィール
⼭⽥康平 Yamada Kohei
1997年⼤阪府⽣まれ
2020年武蔵野美術⼤学油絵学科油絵専攻卒業
京都芸術⼤学修⼠課程芸術研究科芸術専攻在籍
<近年のおもな展覧会歴>
【個展】
2021「road」(代官⼭ヒルサイドテラス アネックス A、東京)
2020「のぼり、おりる」(ギャラリー美の舎、東京)
【グループ展】
2021「RISING STARS 展」(銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM)
2021「⻤頭健吾(京都芸術⼤学)×薄久保⾹(東京藝術⼤学)推薦作家展」(渋⾕⻄武オルタナティブスペース)
2021「Opening Exhibition」(biscuit gallery、東京)
2021「ARTISTʻS FAIR KYOTO 2021」(京都⽂化博物館)
2021「Up_01」(銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM)
2020「CAF 賞 2020」(代官⼭ヒルサイドテラス・ヒルサイドフォーラム)
2020「FACE2020 損保ジャパン⽇本興亜美術賞展」(東郷⻘児記念損保ジャパン⽇本興亜美術館、東京)
<受賞歴>
2020 CAF 賞 2020 ⼊選
2020 FACE2020 損保ジャパン⽇本興亜美術賞展 ⼊選
2019 学⽣選抜展 奨励賞
2019 kaya art competition ⼊選
2017 ⽇本表現派展 準同⼈賞
・「アートウォール京都」とは
本企画は、大きな変化が起きている現代において「京都」を中心として活動しているこれから注目すべきクリエイターの「今」表現される作品を通じて京都のアートシーンの現在地を探ります。
書店と融合した開放的な空間に表れるクリエイターの作品。
そこから生まれる感情。想像を膨らませることの出来るひと時をお届けするシリーズです。
・展示詳細
アートウォール京都 2022.01 -山田康平-「線の入り方」
期間|2022年1月8日(土)~1月30日(日)
会場|京都岡崎 蔦屋書店 ギャラリースペース
主催|京都岡崎 蔦屋書店
入場|無料
お問い合わせ|075-754-0008(営業時間内)
※終了日は変更になる場合があります。
特集ページ|https://store.tsite.jp/kyoto-okazaki/event/art/24101-1929121225.html
<同時開催>
MtK Contemporary Art mtk+ vol.5 -山田康平-「線の入り方」
期間|2022年1月8日(土)〜2月23日(水)
会場|MtK Contemporary Art (.S店舗内)
主催|MtK Contemporary Art
入場|無料
お問い合わせ|075-754-8677
※終了日は変更になる場合があります。
・MtK Contemporary Art
2021年3月、京都の文教地区岡崎にマツシマホールディングスがオープンし、鬼頭健吾がディレクションを手がける〈MtK Contemporary Art〉では、関西ゆかりの作家を中心に、若手から中堅まで、ジャンルを横断した展示を行っています。
山田康平個展「線の入り方」と同期間に、MtK Contemporary Artでは、伊藤存、かなもりゆうこ、長島有里枝による3人展「この隙に自然が」を開催しております。