【銀座 蔦屋書店】近藤正勝 個展「Element」を9⽉4⽇(土)よりTHE CLUBで開催。
運営店舗
銀座 蔦屋書店内ギャラリーTHE CLUB(中央区 銀座 GINZASIX6F)では、ロンドンを拠点に活動する、近藤正勝の個展を一部事前予約制にて開催します。大型キャンバスによる新作を含め8点展示。会期は9月4日(土)~ 10月9日(土)。
この度、THE CLUBは近藤正勝の個展「Element/エレメント」を開催いたします。
近藤は1993年にロンドンの名門、スレード美術学校を卒業以来、ロンドンを拠点に活動。Victoria Miroギャラリーでのピーター・ドイグやクリス・オフィリらとのグループ展参加や、国内では東京オペラシティアートギャラリーでのグループ展での展示歴を持ちます。本展では、新作を含むキャンバス作品をご紹介します。
「私の絵画制作は主に自然界をアーティフィシャルに解釈する作業です。今回の作品はランドスケープを媒体として、そこに光を投影するように描こうと思いました。光を分子レベルに分解する、例えば川の水面を光(分子)レベルに抽象化されたスペクトルとして描くことができます。それは科学的でありながら同時に抽象的な解釈となります。またそれは私が子供の頃に自然の中で体験した原始的記憶と接続しています。そして日々蓄積されてゆく経験、溢れるインフォメーションなどが言語化されて抽象化され、再び絵画という物質として表出します。
現代社会では、コンピュータの進化/AIやインターネットなどが新たな環境として人の生活を急変させています。それは価値のあるグローバルな文化をも形勢すると同時に、その代償として多くの社会的な問題も抱え込むことになっているのではないでしょうか?
だからこそ我々の原点を示す基礎的なエレメントである自然の中に大切なものを探し行きたいと思うのです。」
-近藤正勝
・アーティストプロフィール
近藤 正勝( 1962-)
愛知県生まれ。現在はロンドンを拠点に活動。
1993 年にロンドン大学スレードスクールオブファインアート卒業。 デイヴィッドリズリーギャラリーでの「植物学」展などの個展をはじめ、グループ展ではヴィクトリアミロギャラリーでの「絶滅展 アナイアレーション」展
や、東京オペラシティアートギャラリーでの「プライム・記憶された色と形」展などがある。
主な収蔵先に群馬県立館林美術館や Zabludowicz Collection がある。
Masakatsu Kondo, ©THE CLUB
・展覧会詳細
「Element」
アーティスト:近藤正勝
会期:2021年9月4日(土)~2021年10月9日(土)※会期初日9月4日は一般公開となり、作家在廊致します。
時間:12時―19時
休廊:⽇曜、⽉曜
場所: GINZA SIX 6F THE CLUB(銀座 蔦屋書店内)
⼊場 :無料。一部事前予約制。(平日16時まで予約制、16時以降一般公開。土曜は終日予約制。)
ご予約時間帯にご来廊ご希望のかたは、下記よりご予約をお願い致します。
https://airrsv.net/theclub/calendar
感染症の拡大による生活様式の変化の中、多くの方に展覧会を安心してお楽しみいただけるよう、展覧会初日より、オンラインコンテンツも弊廊HPやインスタグラムにて発信してまいります。
今後の国・地方自治体から休業要請内容の変更等があった場合、それに準じて本展覧会の期間なども変更になる可能性がございます。こちらも弊廊HPやインスタグラムなどでお知らせいたします。
HP:http://theclub.tokyo/
Instagram:theclub.tokyo
お問い合わせ:info@theclub.tokyo
紹介サイト:https://store.tsite.jp/ginza/blog/art/22070-1122200903.html
Masakatsu Kondo, Hidden land (Pink & Blue Reflection), 2020, Oil on canvas, 130 x 130 cm, ©THE CLUB
Masakatsu Kondo, Valley (spectrum) s, 2021, Oil on canvas, 100 x 130 cm, ©THE CLUB