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菅原道真公1125年 太宰府天満宮式年大祭記念『神戸智行――千年を描く――』

菅原道真公1125年 太宰府天満宮式年大祭記念『神戸智行――千年を描く――』

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太宰府天満宮の自然と向き合い、10年の歳月を重ねて描いた清新な世界。日本画家・神戸智行の初の作品集を刊行。

中面より①
中面より②
中面より③
中面より④

・本書概要
日本画家・神戸智行は、下地に箔を敷き詰めた上に彩色、極薄の和紙、また彩色を施し、これを何層も重ねてゆく独自の技法で、季節の移ろいや小さな生き物など自然を描いてきました。独特な遠近感や光に満ちた作品には、自然の営みへの感謝や畏怖が備わっています。

本書では、大作を中心に代表作58点を拡大図も合わせて収録。屏風など横長の大作が多い神戸作品、その迫力を大画面で味わっていただけるよう、開きの良い製本など仕様にもこだわりました。読み物も充実しており、日比野克彦(アーティスト)によるエッセイ、青木忍(高崎市タワー美術館学芸員)による論考を収録しています。神戸のこれまでの画業を振り返りつつ、制作におけるアーティストの身体感覚、小さな生き物の描写や、箔を用いた独自の技法、古典から学ぶ創作の姿勢などを丁寧に紐解きながら、神戸作品の魅力と未来へ込められた願いに迫ります。さらに、西高辻󠄀信宏(太宰府天満宮宮司)との対談では、アメリカ・ボストンでの出会いから襖絵作成までの軌跡を振り返ります。巻末には、展覧会はもちろんワークショップやメディアへの執筆・出演までを記録した年譜を掲載。すべてのテキストを日英バイリンガルで掲載しており、日本美術に関心のある海外の方にも楽しんでいただける仕様になっています。神戸のこれまでの画業を詳細に検証するとともに、生命の豊かさに溢れた作品世界を存分に味わうことのできる1冊です。

・書誌情報
菅原道真公1125年 太宰府天満宮式年大祭記念『神戸智行――千年を描く――』

著者:神戸智行

企画:太宰府天満宮

編集:米津いつか、アンダーソン依里(太宰府天満宮文化研究所)

アートディレクション:前田 景

発行:カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社

発売:美術出版社

価格:3,000円+税

発売日:2024年4月25日(水)より順次

仕様:A4変形、並製本、200ページ

ISBN:978-4-568-10578-0

購入はこちら|https://www.amazon.co.jp/dp/4568105781

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