川島小鳥作品集「おはようもしもしあいしてる」
書籍・プロダクト 企画開発
人の純粋さや、素直な感情が輝く一瞬を捉えた写真が印象的である写真家・川島小鳥。
8歳から住んでいる東京を主な舞台に約20年間に渡って撮影された写真群を紡ぎ、キャリア初期からの未発表作品を多く含む400ページの写真集が完成いたしました。日常の中でその場の感情をすくい上げるように撮影されたささやかな幾つものものごとは、見落とされがちな美しさとやさしさが世界にあふれていることをそっと示唆します。
風景写真を中心に編集された本作は、これまでの人物が主役となることの多かった写真集と異なり、新たな作家の一面を覗かせます。
あの角を曲がれば、どんな景色に出会えるだろう。それは野良猫のように、鳥のように。
様々な瞬間が重なり合って、音楽が聞こえる。東京は金色に、いつだって楽しみにしていたい。ー川島小鳥 2020
【一般販売価格】:3,900円(税抜)
仕様:A5判変形・並製・スリーブケース
判型:215mm ×151mm
頁数:400ページ
刊行日:2020年4月1日
ISBN: 9784866950112
【川島小鳥(かわしま ことり)】
写真家。1980年生まれ。早稲田大学第一文学部仏文科卒業後、
沼田元氣氏に師事。
写真集に『BABY BABY』(2007)『未来ちゃん』(2011)『明星』(2014)
谷川俊太郎との共著『おやすみ神たち』(2014) 『ファーストアルバム』(2016)『つきのひかり あいのきざし』(2018)、台南ガイドブック『愛の台南』(2017)、 画家小橋陽介 ×川島小鳥作品集『飛びます』(2019)がある。
最新写真集は『violet diary』(2019)。
第42回講談社出版文化賞写真賞、第40回木村伊兵衛写真賞を受賞。
http://www.kawashimakotori.com/