【BIGBOOK】石川直樹「EVEREST/K2」
書籍・プロダクト 企画開発
本書「EVEREST / K2」は、2度目のエヴェレスト登頂(2011年)と、2度にわたるK2遠征(2015年、2019年)で撮影された写真を中心に構成された超大型写真集です。
世界最高峰の山が垣間見せる、厳しくも多彩な山容。そして、最も危険な山と言われる世界第2位の高峰への写真家の道程。本書では石川が実際の登攀中に撮影した写真群をすべて見開きの大画面で構成しました。
ブックデザインには、東京オペラシティで開催された石川氏の集大成的展示「この星の光の地図を写す」の写真集も手掛け、自在な発想と表現力で新たなクリエイションを生み出すデザインユニット「KIGI(キギ)」が担当。
中判フィルムカメラによって切り取られた山々の威容を、写真家の息遣いとともに大画面でご堪能頂けます。
「EVEREST」「K2」で撮影されたオリジナルプリント2枚も付属。
【一般販売価格】:380,000円(税抜)
著者:石川直樹
仕様:上製本/ケース入/目録
判型:690mm ×426mm
頁数:304ページ
言語:日本語・英語
刊行日:2019年12月1日
ISBN:9784866950075
【石川直樹(いしかわ なおき)】
1977年生。写真家。
東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了(美術)。人類学、民俗学などの領域に関心を持ち、辺境から都市まであらゆる場所を旅しながら、作品を発表し続けている。『NEW DIMENSION』(赤々舎)、『POLAR』(リトルモア)により、日本写真協会新人賞、講談社出版文化賞。『CORONA』(青土社)により土門拳賞を受賞。著書に、開高健ノンフィクション賞を受賞した『最後の冒険家』(集英社)ほか多数。最新刊に、水戸芸術館や初台オペラシティをはじめ全国6館を巡回した個展のカタログでもある大冊『この星の光の地図を写す』(リトルモア)、ヒマラヤの8000m峰に焦点をあてた写真集シリーズの7冊目となる『Gasherbrum II』(SLANT)、これまで撮りためてきた日本の「来訪神儀礼」を集大成した『まれびと』(小学館)など。都道府県別47冊の写真集を刊行する『日本列島』プロジェクト(SUPER LABO×BEAMS)も進行中。