CCC ART LAB

五代目 尾上菊之助(通常版)

書籍・プロダクト 企画開発

現代の歌舞伎界を代表する役者・五代目 尾上菊之助の初写真集。伝統芸能としての歌舞伎の枠を超えた挑戦を続けながら、そのすべての原点となる歌舞伎表現の美を究めてきたこれまでの足跡が胸に迫る愛蔵版です。

「京鹿子娘道成寺」、「春興鏡獅子」、「摂州合邦辻」、「NINAGAWA 十二夜」、そして本年上演された「積恋雪関扉」、「土蜘」など、多数の未発表作品が含まれた本書は、写真家・岡本隆史の計算し尽くされた構図の中、奇跡とも思える瞬間を捉えた舞台写真の数々と、まったく対照的な静謐そのもののスチール写真とを織り交ぜた構成となっています。
役者の息遣いまで聞こえるような「静」と「動」の鮮烈な交錯と、身震いするほどの妖艶な所作。
五代目 尾上菊之助の心奪われる魅力をどうぞご堪能ください。

一般販売価格25,000円(税抜)

仕様:上製本(箔押しスリーブケース入り)

判型:300mm ×216mm  

頁数:256ページ

刊行日:2019年12月6日

ISBN 9784866950044

 

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【五代目 尾上菊之助(ごだいめ おのえ きくのすけ)】

昭和52(1977)年8月1日生まれ。七代目尾上菊五郎の長男。
59年2月歌舞伎座『絵本牛若丸』の牛若丸で六代目尾上丑之助を名乗り初舞台。
平成4年には祖父梅幸、父菊五郎とともに歌舞伎座で『京鹿子娘三人道成寺』を踊る。
平成8年5月歌舞伎座『弁天娘女男白浪』の弁天小僧菊之助ほかで五代目尾上菊之助を襲名。
平成17年には『NINAGAWA 十二夜』を実現させ、読売演劇大賞杉村春子賞、朝日舞台芸術賞寺山修司賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞など多数受賞。
近年、『伽羅先代萩』の政岡、『摂州合邦辻』の玉手御前、『籠釣瓶』の八ツ橋など、女方の大役をつとめるとともに、『京鹿子娘道成寺』『春興鏡獅子』などの舞踊、また『魚屋宗五郎』『髪結新三』『大蔵卿』『義経千本桜』の知盛など、時代、世話問わず立役にも意欲的に取り組んでいる。
平成29年には、インドの叙事詩「マハーバーラタ」を題材に『極付印度伝 マハーバーラタ戦記』を新作歌舞伎として歌舞伎座で上演した

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