CCC ART LAB

CCCアートラボによる≪Might Be Classics≫プロジェクトが始動。第一弾は現代美術家・菅野歩美が、再開発の進む渋谷の「過去と未来」にフォーカスしたメディアアート作品を発表

CCCアートラボ

CCCアートラボは、東急不動産株式会社とカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社が締結した、渋谷広域圏においてにぎわいをつくることをめざす「まちづくり協定」の取り組みの一環として、≪Might Be Classics≫プロジェクトを企画しました。その第一弾として、現代美術家・菅野歩美の個展を2023年6月18日(日)~7月9日(日)に開催します。再開発中である渋谷の「過去と未来」に目を向けて考察された作品「明日のハロウィン都市 / Halloween Cities of To-Morrow」を発表するほか、作家とゲストによるトークショーや、DJによるパーティなどの関連イベントを3回にわたって開催します。

 

概要

どこの土地にも存在するフォークロアが、なぜ人々によって紡がれてきたのか。菅野歩美は、その背後にある歴史や個人の感情を考えながら映像インスタレーションによって表現する現代美術家です。本展では、再開発中である渋谷の「過去と未来」をテーマに考察し、メディアアートの手法によって表現。作品とともに、その表現方法の可能性にもご注目ください。展示期間中は、作品への理解を深めたり、メディアアートをより身近に感じてもらうために、作家とゲストによるトークショーや、DJによるパーティなどの関連イベントを3回にわたって開催します。

 

「明日のハロウィン都市 /  Halloween Cities of To-Morrow」展示コンセプト

かつてここは沼だった。陸地が形成されてからも、闇市などが集まる混沌とした場所であった。現在の都市開発において無秩序は積極的に排除される。開発において邪魔になる都市の無秩序は、その土地に経済的利益を生まない存在であり、妖怪に例えることもできる。「渋谷ハロウィン」もそのひとつだ。渋谷ハロウィンは2015年頃から爆発的に人が集まるようになった。その混沌さは、祭りが発生していく過程そのものだ。長い年月を経て、このような祭りが変化を繰り返しながらも伝承されていったとしたら、どんな街が現れるのだろうか。本展は「ハロウィンが伝承と化した未来の渋谷」を、スクランブル交差点にある未来の定点カメラから覗き見る、というテーマのもと構成される。

 

菅野歩美

 

アーティスト・プロフィール

菅野歩美 (かんのあゆみ)

1994年東京生まれ、東京藝術大学大学院博士後期課程在籍中。どこの土地にも存在する、土地にまつわるフォークロアがなぜ人々によって紡がれてきたのか、その背後にある歴史や個人の感情を考えながら映像インスタレーションを制作している。主な展覧会に『Study:大阪関西国際芸術祭「無人のアーク」』(うめきたSHIPホール、大阪、2023)、『GEMINI Laboratory Exhibition: デバッグの情景』(ANB Tokyo、東京、2022)、『News From Atopia / アトピアだより』(コートヤードHiroo、東京、2022)など。
 

トークイベント

会期中、会場にて3回のイベントを開催します。お申込み方法など最新情報につきましては下記のURLからご確認ください。公式Instagramより随時情報発信いたします。

Instagram|https://www.instagram.com/mightbeclassics/

Peatix|http://ptix.at/2dF8TP

 

▼6月18日(日)17:00~20:30 「渋谷ハロウィンに見える日本」

トーク|あしやまひろこ(装いの研究者)×菅野歩美

DJ|PU$$Y好好、DJ鬼殺し

左:PU$$Y好好(DJ)、中:あしやまひろこ(装いの研究者)、右:DJ鬼殺し(DJ)左:PU$$Y好好(DJ)、中:あしやまひろこ(装いの研究者)、右:DJ鬼殺し(DJ)

▼6月23日(金)18:30~22:00「ハロウィン的な都市」

トーク|森純平(PARADISE AIR / YAU)×小泉立(建築家)×菅野歩美

DJ|DJ POIPOI、Hibi Bliss

左:小泉立(建築家)中:DJ POIPOI(DJ)、右上:Hibi Bliss(DJ)、右下:森純平(PARADISE AIR / YAU)撮影:加藤甫左:小泉立(建築家)中:DJ POIPOI(DJ)、右上:Hibi Bliss(DJ)、右下:森純平(PARADISE AIR / YAU)撮影:加藤甫

▼6月30日(金)18:30~22:00「祭りと夜」

トーク|大石始(ライター・編集者)×菅野歩美

DJ|1-DRINK、大石始

左:1-DRINK(DJ)、右:大石始(ライター・編集者)左:1-DRINK(DJ)、右:大石始(ライター・編集者)

展覧会情報

明日のハロウィン都市 /  Halloween Cities of To-Morrow

 

会期|2023年6月18日(日)~7月9日(日)

時間|12:00~20:00

会場|SACS(東京都渋谷区桜丘町16−12 桜丘フロントビル 1階)

入場|無料

主催|東急不動産株式会社

企画制作|CCCアートラボ

会場構成・設営|小泉立(週末スタジオ)

リサーチャー|古川智彬

楽曲提供|Pixel Prism(Secret Track Records)

宣伝美術 | PRETEND
機材協力 | エプソン販売株式会社

※イベント詳細につきましては下記URLよりご確認ください。

Instagram|https://www.instagram.com/mightbeclassics/
Peatix|http://ptix.at/2dF8TP

 

≪Might Be Classics≫ とは

東京、渋谷の「これまで」を見つめ、「これから」を見据え、

明日からの生活へ示唆を与えてくれる。

その示唆の先にあるものが、100年後の定番や常識、
あるいは伝統かもしれない。

そんな気になるアート、そういうのもアート、
というプロジェクトです。

 

「まちづくり協定」とは

詳細はプレスリリースをご覧ください。
https://www.ccc.co.jp/news/2023/20230530_002524.html

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