【美術出版社】2022年ヴェネチア・ビエンナーレ日本館代表、ダムタイプの公式図録をアーティゾン美術館(東京)での帰国展に合わせて2月25日(土)に発売。
書籍・プロダクト企画開発
美術出版社(東京都品川区)は、2022年のヴェネチア・ビエンナーレ日本館代表、ダムタイプによる展示の公式図録を2月25日(土)に刊行します。展示風景や図面など豊富なビジュアルやテキストを収録した充実の1冊です。
・本書概要
2年に一度開催される現代美術の国際展「ヴェネチア・ビエンナーレ」。2022年の日本館代表として選出されたダムタイプの展示内容を収録した公式図録を刊行します。同展示は、2023年2月25日〜5月14日、アーティゾン美術館(東京)での帰国展「ダムタイプ|2022: remap」で体験することができます。この機会にぜひ図録とあわせて御覧ください。
「ダムタイプ」は、アートコレクティブの先駆け的な存在として、1984年より35年に渡って世界のアートシーンで活動しています。近年では2018 年にポンピドゥー・センター・メッス(フランス)にて、19年に東京都現代美術館にて、個展「アクション+リフレクションを開催しました。様々な世代によって構成されたメンバーはプロジェクトごとに入れ替えも行いながら、ヴィジュアル・アート、映像、コンピューター・プログラム、音楽、ダンス、デザインなど多様な分野における活動を展開してきました。常に社会を取り巻く環境をリアルに反映しながら、新たな表現を探求し続けています。
本展示では坂本龍一をメンバーに迎えて制作された新作「2022」を発表。本書では、展示風景とともに、この制作プロセスについて、坂本とダムタイプメンバー高谷史郎が語った対談を掲載。さらに、キュレーターのダミアン・レンティーニによるダムタイプの全活動を丁寧に分析した論考、日本館展示のレビュー、そして過去の全活動を網羅した年表も収録した、資料性の高い1冊です。
・中面紹介
展示「2022」では、四方に設置されたデバイスからレーザー及び音により、シンプルで普遍的な問いが鑑賞者に投げかけられます。ソーシャル・メディアの進化や、新型コロナウイルスにより大きく変化した現代におけるコミュニケーションや世界を知覚する方法、さらに「Post truth」や「Liminal space」といった概念が重層的に表現されています。
・書誌情報
『ダムタイプ|2022』
発行|カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社
発売|美術出版社
定価|2,800円+税
仕様|A4変型/72ページ
ISBN|978-456810550-6
一般発売日|2023年2月25日(土)
購入はこちら|https://www.amazon.co.jp/dp/4568105501/