CCC ART LAB

「微睡みを撫でて」 2022(455×455×60)キャンバスにアクリル

【銀座 蔦屋書店】少女の心模様を複数のレイヤーによって表現するアーティスト・野澤梓の新作個展「微睡(まどろ)みを撫(な)でて」を2022年7月16日(土)より開催

運営店舗

銀座 蔦屋書店(東京都中央区 GINZA SIX6F)は、アーティスト・野澤梓の新作個展「微睡(まどろ)みを撫(な)でて」を店内アートウォールギャラリーにて、2022年7月16日(土)より8月5日(金)の期間に開催します。

概要

野澤梓の作品は、あどけなさが残る少女の輪郭と、いくつもの方向から描かれたイメージが万華鏡のように折り重なり、ノスタルジックでセンチメンタルなイメージを生み出しているのが特徴です。2020年と2021年のアート台北では2年連続で初⽇に全作品が完売するなど、日本だけでなく海外のアートコレクターからも⾼い評価を受けているアーティストです。アニメからの影響をうかがわせる、作品に描かれる美少女のモチーフは、少女性の本質である“儚(はかな)さ”にフォーカスされ、パステルカラーで繊細に表現されています。
個展「揺られる彼女は」、グループ展「かわいい。とは何か。」に続き、銀座 蔦屋書店において本年3度目となる今回は、新たに制作した10作品を展示いたします。

特集ページ|https://store.tsite.jp/ginza/blog/art/27675-1422130707.html
 

本展に寄せて

記憶や意識がぼやけて曖昧になる感覚、触れることができなくなってしまった⼈やもの、空間の像がぶれてしまう、少しずつ思い出せなくなることを「微睡み」という⾔葉で表しています。
それを「撫でて」という⾔葉で、記憶⾃体は薄れていくが、触覚、匂いなど五感を通じて存在した証に触れることで、記憶がその時鮮明に蘇る様を表しました。
つまり、過ぎ去っていく記憶や過去の忘却は必須であり、それを受け⼊れながらも、⼤切な思い出に浸ったり記憶を蘇らせたりするノスタルジーや儚さを⼤切にする気持ちを伝えたいと考えました。
最近の作⾵は⾵に吹かれて髪が揺れて顔が⾒え⾟くなるような構図が多いのですが、顔や⽬というアイデンティティを隠すことで存在していた記憶が少しずつ⽋けていくイメージで制作しています。

野澤梓
 

作品の販売について

すべての作品は抽選販売、店頭にてお申込みの受付をいたします。なお、お申込みに際しては、エントリーシートへのご記入と、作品規約への同意が必要となります。あらかじめご了承ください。

お申込み受付期間|2022年7月16日(土)~7月24日(日)営業時間内
お申込方法|銀座 蔦屋書店インフォメーションカウンターにて受付いたします。
 

アーティストプロフィール

野澤 梓
1994年静岡県生まれ。2019年東京藝術大学絵画科油画専攻卒業

主な個展                                                                                                                                 
2022「揺られる彼女は」銀座 蔦屋書店(東京)
2021「昨日のアウトライン」MEDEL GALLERY SHU(東京)
2021「お泊まり会」rusu(東京)
2021「199X10」shuuue(東京)                            
2020「ふれてほとぼり」 MEDEL GALLERY SHU(東京)

主なグループ展
2022「かわいい。とは何か。」銀座 蔦屋書店(東京)
2020「ほころびと残像」MEDEL GALLERY SHU(東京)
2019「199X9」 shuuue(東京)

主なアートフェア
2021 Art Taipei 2021(MEDEL GALLERY SHU)
2020 Art Taipei 2020 (MEDEL GALLERY SHU)
 

  • 展示詳細

野澤梓 新作個展「微睡みを撫でて」

期間|2022年7月16日(土)~8月5日(金)
時間|営業時間はHPをご覧ください。
会場|銀座 蔦屋書店 店内アートウォールギャラリー
入場|無料
主催|銀座 蔦屋書店
お問い合わせ|03-3575-7755(営業時間内)/info.ginza@ccc.co.jp

特集ページ|https://store.tsite.jp/ginza/blog/art/27675-1422130707.html

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