【展覧会】ソー・ソウエン 小内光 二人展「(あなた以外の全てが見える)(I see all but you)」
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場所:銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM
本展は、学生時代から小内の作品を読み込んでいたというソーが、「銀座の会場に“大きな弱さ”を持ち込みたい」という思いで小内に声をかけ、二人展として開催が決定。
それぞれ異なる素材・手法・形態で表現活動をする両名は、開催にあたり、発表されることのない、作品の下書きや未完成原稿、制作日記などを交換し合うことを決め、約一年間にわたって対話をかさね、「私」と「身体」、「私」と「あなた」といった関係性の境界に存在するものに着目。
ソーは、右手と左手の動きをシンクロさせて描くパステル作品のほか、漂白剤を用いて作家の身体を布にトレースした作品や、初となる映像作品を発表。
小内は、本展のために制作した新作詩集『宝石の展望台から湖が見える』を発表し、会場では先行発売を行いました。
ソー・ソウエン(Soh Souen)
1995年福岡県生まれ。北九州市在住。
自己や身体の流動性を主なテーマに、絵画・インスタレーション・パフォーマンスなどを手がける。主な展覧会に「ささやかな叫び」(The mass、東京)、「We will sea – Sara Milio and Soh Souen」(虚屯、福岡)など多数。
小内光(おさないひかり)
1993年新潟県生まれ。東京都在住。
記憶や夢、思い出が持つ永続性(半分永遠)と、肉体に訪れる寿命との関係をテーマに詩やテキスト、立体作品を制作している。第18回中原中也賞最終候補(後藤ユニ名義)。主な著作に『300 年のヒント』『わたしの虹色の手足、わたしの虹色の楽器』、またそれぞれ同名の展覧会がある。